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phpPgAdmin 設置手順

当ページは Futurism Worksレンタルサーバー(共用) をご利用いただいているお客様向けのphpPgAdmin設置手順です。

目次

  1. はじめに
    1. phpPgAdminとは
    2. phpPgAdmin使用するには
    3. PostgreSQL利用設定
  2. ダウンロード
    1. ファイルのダウンロード
    2. ファイルの解凍
  3. 設定
    1. フォルダ名の変更
    2. 設定ファイルの変更
    3. ファイル のアップロード   
    4. ブラウザよりアクセス
  4. セキュリティ
    1. アクセス制御
    2. .htaccessファイル作成
    3. .htpasswdファイル作成
  5. 操作方法
    1. テーブル作成
    2. テーブル削除
    3. エクスポート
    4. インポート(データのみ)
    5. インポート(構造とデータ)

1. はじめに

1.1. phpPgAdminとは

WebブラウザからPostgreSQLデータベースを管理するためのPHPで記述されたソフトウェアです。
phpPgAdminを使用してWebブラウザからPostgreSQLのテーブル操作、インポート・エクスポートすることが出来ます。

1.2 phpPgAdminを使用するには

以下の手順に従い、phpPgAdminをダウンロードし、設定ファイルの変更を行って下さい。

1.3 PostgreSQL利用設定

Futurism Works で PostgreSQLを利用するためには「PostgreSQL利用設定画面 」で設定を行っておく必要があります(参考: ユーザーサポート :PostgreSQLについて…) 。

Site Manager」にログインし、「PostgreSQL利用設定」を選択することで「PostgreSQL利用設定画面 」が表示されます。設定内容は1時間以内に有効となります。    
【PostgreSQL利用設定】
・機能 ON/OFF有効
・PostgreSQL用パスワード PostgreSQLで利用したいパスワードを登録する

2.ダウンロード

2.1 ファイルのダウンロード

当ページのphpPgAdminの設置手順はVersion 4.0.1について記述しています。
phpPgAdmin;;DownloadよりphpPgAdminをダウンロードして下さい。

2.2 ファイルの解凍

ダウンロードが完了したら、解凍します。 解凍にはLhazやLhaca等の解凍ソフト(窓の杜Vectorなどでダウンロード可)を使用して下さい。
解凍が正常に行われると、phpPgAdmin-4.0.1フォルダが作成されます。

3. 設定

3.1 フォルダ名の変更

phpPgAdmin-4.0.1フォルダを任意の名前(例:phpPgAdmin)に変更して下さい。

3.2 設定ファイルの変更

作成されたフォルダ内のconfフォルダに移動してconfig.inc.phpをメモ帳等で開いて下記の箇所を変更します。

18行目 $conf['servers'][0]['host'] = '59.106.32.4';
21行目 $conf['servers'][0]['port'] = '5432';
25行目 $conf['servers'][0]['defaultdb'] = 'データベース名';
58行目 $conf['extra_login_security'] = 'true;
68行目 $conf['show_comments'] = 'true';
79行目 $conf['owned_only'] = 'true';

3.3 ファイル のアップロード

FTPソフト(FileZillaなど)を使用して、フォルダをお客様のサーバースペースへアップロードします。

3.4 ブラウザよりアクセス

ブラウザを起動してhttp://www.ドメイン名/任意の名前にアクセスします。
左フレームのPostgreSQLを押下してユーザ名・パスワードを記述してログインします。

4. セキュリティ

4.1 アクセス制御

phpPgAdminはデータベースの変更を直接行えてしまいますのでアクセス制御を行って下さい。

4.2 .htaccessファイル作成

htaccessとして新規にファイルを作成後、下記の記述をします。(サーバアップロード後.htaccessにファイル名を変更して下さい。アップロード先はphpPgAdminフォルダになります。)

AuthUserFile /home/client/お客様FTPID/www/htdocs/phpPgAdmin/.htpasswd
AuthType Basic
AuthName "phpPgAdmin login?"
<limit GET POST>
require valid-user
</limit>
※"phpPgAdmin login?"はアクセス制御画面での文言になりますのでお客様の環境に合わせて下さい。


4.3 .htpasswdファイル作成

htpasswdとして新規にファイルを作成後、下記の記述をします。(サーバアップロード後.htpasswdにファイル名を変更して下さい。アップロード先はphpPgAdminフォルダになります)

test:aioRezOz3mVm6

※ユーザー名がtest、パスワードが test0000の場合の記述になります。(ユーザ名:パスワード)
複数指定する場合は改行して1行に1ユーザ記述して下さい。

パスワードはcrypt(暗号化)されております。 cryptの方法は各プログラム言語の参考書を参照して下さい。C言語、PERLなど一般的なものはほとんど変換できます。 パスワードCryptの簡易のプログラムを作りましたのでご利用下さい。 http://www.futurism.ws/support_prg/crypt.php

5. 操作方法

5.1 テーブル作成

・phpPgAdminにアクセス
・左側フレームより→PostgreSQL→データベース名→スキーマ一覧→public→テーブル一覧を押下
・右側フレームのテーブルを作成するを押下
※左側フレームはプラス・マイナスボタンを押下
※データベース作成ボタンがありますが権限の関係上作成できません

5.2 テーブル削除

・phpPgAdminにアクセス
・左側フレームより→PostgreSQL→データベース名→スキーマ一覧→public→テーブル一覧を押下
・削除するテーブルの操作一覧項目より破棄を選択
※一度削除されたものは復旧できませんので慎重に操作願います。

5.3エクスポート

・phpPgAdminにアクセス
・左側フレームより→PostgreSQL→データベース名→スキーマ一覧→public→テーブル一覧→テーブル名を押下
・右側フレームのエクスポートを押下
・データのみの場合はオプションCSVを選択 (dump.csvでローカルに保存されます。)
・構造とデータの場合はオプションSQLを選択 (dump.sqlでローカルに保存されます。)

5.4インポート(データのみ)

・phpPgAdminにアクセス
・左側フレームより→PostgreSQL→データベース名→スキーマ一覧→public→テーブル一覧→テーブル名を押下
・右側フレームのインポートを押下
・参照ボタンを押下してローカルのdump.csvファイルを選択後インポートを押下

5.5インポート(構造とデータ)

・phpPgAdminにアクセス
・左側フレームより→データベース名を押下
・右側フレームのSQL欄の参照を押下してローカルのdump.sqlファイルを選択
・実行カラムを押下

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